INTERVIEW
社員インタビュー
お客様の期待にチームワークで応える
モノづくりを支える5つの仕事
お客様の期待にチームワークで応える
モノづくりを支える5つの仕事
多くのお客様から要望され、どこのメーカーも未だ克服できずにいる課題に対して、今までにないモノづくりの考え方や方法を追求・発見し、製品化、量産化に向けて新技術を確立していくことが技術開発の仕事です。開発テーマは、プラスチックでの車載シームレスディスプレイパネルの技術確立など実にさまざま。材料、成形方法、加工など、すべてゼロから考えて試作開発を進めます。知識と経験、そして自由な発想が求められる仕事です。
お客様からいただいた設計図に対して、品質・納期・コストなどのさまざまな観点から社内で検討し、成形品の強度や意匠面の加飾加工などについて、積極的にお客様への技術提案を行っていきます。仕様の決定後、金型の設計・製作を経て、サンプル出しを行い、試作段階で不具合があれば解決に力を発揮します。量産立ち上げから生産終了まで、一つの製品を一人が担当し、その製品の品質に責任を持ちます。
最終の加工や組立を視野に入れて、設計図にある形状が実現可能かどうかをまずチェック。製品開発の担当者に形状のアドバイスを行うとともに、形状変更の必要があれば、お客様に対して提案を行います。金型設計は3次元CADを使用。形状はもちろん、樹脂の射出時や成形品を取り出す時の動きも考慮して設計します。金型は「一品一様」。同じものは二つとないため前例がないケースも多く、それだけに発想力や応用力が必要になります。
カーオーディオやカーナビ等に使用されるプラスチック部品を、お客様からいただいた設計図をもとに見積り作成・回答をして受注にむすびつける仕事です。受注したら仕事が終わるのではなく受注してから本当の仕事が始まります。開発段階を経て量産となっても最終の車の販売が終わるまで十数年間は供給責任があります。お客様と長い付き合いをしていく必要があるため信用・信頼を第一に考えた活動を行っています。また社内に対してもチームワークを大切にし、信頼される営業マンを目指して頑張っているところです。
冨士ベークライトが半導体業界をターゲットに開発した「e-mateX(イーマテックス)」は、低アウトガス、低含有金属、低溶出イオン、耐摩耗性、耐薬品性、低吸水性、低剥離帯電など、優れた特徴を持つプラスチック材料です。このオリジナル材料を使い、半導体業界から必要とされる機能製品の開発を担当します。大きな可能性を秘めたこの材料を使い、半導体製造に関わる新しいアイテムを考え、製品の実用化に向けて取り組みます。